「歌モノだからね、よろしく」

2024.08.12

日常

昨夜は、みなさんよくご存知、ベースの「惠美直也」が泊まりで遊びにきてくれた。

長い長い付き合いだけど「泊まりがけ」は初めてだね。

まぁ、それは今、僕の環境が違うに他ならないから。

東京に住んでる時にも、時々遊びに来てくれてたけど、朝方には自宅に帰ってたからね。


惠美は、僕の6歳下。

え?

そうか、僕と惠美との出会いは僕が27歳の時だから、あいつ21歳だったんだ?

ベーシストを探していた時で、恵比寿にあった「ヴィンセントスタジオ」に会いに来てくれた。


僕も惠美も、その時のことをよく覚えてる。

惠美のテクニックはもう十分聞いていたから、ただ一言。


「歌モノだからね、よろしく」


これ以上の説明は必要なかったんです。

テクニックがあるからこそ「歌を支えてください」という意味です。

ベースはその楽器のとおり、サウンドを底辺で支える楽器。

分数コードを多用する僕には、楽曲を表現するにおいてベースの存在(あり方)は重要。


昨日、そんな話はしなかったけど。

やはり「WALK」の、イントロの話にはなる。

澤近泰輔が「PRIDE」のイントロで澤近泰輔になったように(勝手にそう思ってる)、

惠美は「WALK」のイントロで惠美直也になった。

僕にはそうです。


僕が「見よう見まね」で編曲した「WALK」の掴み役になってくれた。

あのイントロでのベースが無ければC&Aの「WALK」にならなかった。

昨夜は、今朝までと言っていいかな。

朝方3時過ぎを指した時計は確認してたけど、お互い「おやすみ」を言ったのは、何時だったかな?


新曲を聴かせたり、C&Aの話になったり。

先日の宮古島で、不覚にも涙を流してしまった話になったり。

本当に音楽に巡り合うことができてよかったよ。

僕の周りのみんなそう、こんなヤツらと出会えてさ。

幸せです、みんなに見つけてもらって。


一夜というか、数時間空けて、祥太も付き合ってくれブランチを食べに行って、一度部屋に戻り、別れました。

僕と祥太は、そのままレコーディング。

惠美は、予約していた新幹線を変更。

本日は、3連休最後の日で惠美が乗りたかった新幹線は満員。

「京都」から「ひかり」に乗って帰って行きました。



ASKA(2024/8/12 21:31)


コメント
  • mizumizu

    幸せなお話とお写真ありがとうございます。
    いつまでASKAさんの側にいてくれるASKAバンドのみなさまに感謝しています。
    チャゲアスと
    ASKAさんを見つけた自分を褒めたいです。
    そんな素敵なブログです。
    ありがとうございます😊

  • kaori

    ビールの飲み比べですか?
    美味しそう🤤

  • Primavera

    信頼し合ってる空気を感じました。素敵ですね。

  • Miyako

    恵美さんの男泣き素敵でした🥰
    宮古島の帰りに撮っていただいた写真は宝物です!

  • ゴールダスト

    素晴らしき仲間