「映画『Sound of Freedom』を観てきた」というバトンを世の中に渡す。

2024.10.01

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たった今「Sound of Freedom」を観て家に帰ってきました。

「人身売買」の映画です。

待って待って、待って、やっと日本で公開された。


この映画、6年前だっけ?

すでに制作されていたのだけれど、アメリカでは公開できなかった。

内容が「事実」だからです。

昨年、ようやく公開となりましたが、その公開も悲惨な幕開けとなった。

放映に踏み切る映画館が限られたから。


その放映となった限られた映画館でも、客席が占拠されたり、放映を邪魔する者たちが暴れたり、本当に小ロットでの公開となりました。


公開当時、瞬く間に拡散した話題があった。

同時期に「インディージョーンズ」が公開になっていた。

しかし、その小ロットの映画館公開であったにもかかわらず、興行は「インディージョーンズ」を抜いたんですね。

それだけ、アメリカでは関心が高かったということです。


今、マフィアなどを初めとする違法行為の収入源の1位が「人身売買」です。

このブログでも、3年前には取り上げてた。

年間100万人とも200万人とも言われる誘拐のことを。

もちろん、大人の女性の誘拐もありますが、ほとんどが児童(少年、少女)誘拐です。

その目的の大半が「性的虐待」。


では、その誘拐された児童が、いつ戻ってくるのか?

戻って来ないんです。


児童への性的虐待が目的なら、大人になれば用済みで解放となるはずだろうけど、消えた子供が戻ってくることはない。


中には運よく、救出される子供たちもいます。

でも、その救出がメディアで取り上げられることは、まずない。

救出後、それから大人になった女性が告発しても、話題にされません。

ここが闇ですね。


児童誘拐、性的虐待は、今、全世界の問題です。

これに関しての呼び名や資料のことを「ペドファイル」と言う。


今回の「Sound of Freedom」では、救出された「姉弟」にスポットが当たっているため、やけに「映画」してますが、その映画の中ではひとりの警察官だけで数百人救出されたことが紹介されてる。


僕がロンドンに住んでいた1990年ごろによく言われたこと。


「絶対に子供を一人にしないで。日本人の子供は特に高く売れるんだよ」


これ、一見、身代金のことを言ってるようだけど、そうではなかったんです。

日本人の子は、単に高く売れた。

欧米の子供より、絶対数が少ないから高額。


そして、この人身売買は日本でも行われていると言う事実。

紹介されないだけ。


長い間公開できなかった「Sound of Freedom」。

これ、ここで良く言う「世界で起こってるすべてのことは繋がってる」のひとつです。


この映画が訴えているのは、「このようなことがあった」ではなく、

現在、歯止めが効かないくらい増え続けてるという事実。

「メル・ギブソン」が監督、総指揮を取ってます。


巷では、「Qアノンによる陰謀論映画」などと語っている人を見かけるけど、

いえいえ、映画を観る人への配慮がなされてる。

事実の1/100も語ってないでしょう。


これから観られる人は、そのつもりで観てください。

 「映画『Sound of Freedom』を観てきた」というバトンを世の中に渡します。


ASKA(2024/9/30 24:24)

コメント
  • sweetslover

    これってあれですかねぇ…一時期話題になっていた、日本の養子縁組斡旋NPOが海外に人身売買していたのではないか?っていうのと繋がっていたりするのかなぁ…って、ちょっと思ってしまいました。

  • ShanaFly

    ASKAさん、観てこられたんですね。
    そうです。
    アメリカでは、去年7月に公開されました。
    制作後、5年経っていました。

    日本では、約1年後の今年10月から公開がやっとされましたね。
    日本でなぜ1年公開できなかったのか。
    妨害行為があったのでしょう。

    私は、去年、ASKAさんがXでこの映画のことをポストされてたのを観て、
    数日後に観に行こうと考えてましたが、
    「今、観に行かなきゃ」とウズウズしてきたので、
    ASKAさんのポスト後の数時間後に観てきました。
    そのときはまだ公開したばかりだったのもありますが、
    席はほぼ満席。
    私はかなり前のほうの席で観ることになりました。

    これは映画ですが、映画ではありません。
    現実は、これが全てではありません。

    私の住んでいるジョージア州では、
    月に7200回以上の児童人身売買が起こっています。
    これが、全米で起こっているし、全世界で起こっています。

    ASKAさんがロンドンにいる頃から聞いていたんですね。
    以前にも書きましたが、子どもをひとりで公衆のトイレに行かせてはいけないです。
    車のガソリンを入れるときも、必ずドアをロックします。
    海外の動画で、給油中、車から子どもをさらうこともありました。
    子どもを守らないといけないですね。

    たくさんの人が、児童人身売買のことを知るキッカケになりますね。
    そして、ひとりでも多く、その子どもたちが救われますように。

  • 波恵(おなみ)

    ASKAさん、こんばんは⭐︎お疲れ様です。
    なんか、観るのが怖そうですが。
    事実を知っておかないといけないですね
    是非そのつもりで観たいと思います。
    この人身売買は日本でも事実は怖いですね。
    ありがとうございました

  • ゆぴぽ

    ASKAさん、数日前に人身売買の事をXで訴えかけている女性の動画を見て、それから映画の事を知り、ちょうど観に行きたいと思っていたところでした!もちろん観に行きます!
    バトンは受け取りました🫶
    この世の中は本当に、自分で自ら進んで調べないとわからないことばかりですよね、、、

  • milytas

    こんばんは⭐︎

    『Sound of Freedom』人身売買の映画なんですね。
    私が生まれた南米の方でも、子供の頃からよくそういう話しを親から聞かされていました。
    日本人は、色々な意味で狙われやすいので知らない人とは、お話しをしないように!
    ついていかないように!
    お菓子をもらわないように!といつも言い聞かされて育ちました。小学校の高学年から日本へ来た時、平和で安全な日本の素晴らしさに感動を覚えた事を思いだします。
    その同じ頃にChage&Askaにもめぐりあいました🎶 
    日本へ来て、もう30年以上も経つのに、
    まだまだ世界中でたくさんの子供達が、身勝手な大人達のいろんな被害にあっているなんて、絶対に許せません。

  • おたく

    こちらの作品観ました!
    決して目を背けては行けない作品。
    メル・ギブソンがプロデューサーで、出演している俳優も、海外ドラマなどでよく見る俳優さん達なんですよね。
    この作品は1人でも多くの人に観てもらって、口コミでどんどん広めるべきだと思う!

  • askaTomo(Tomomi)

    夢の国某ランドで、子供の誘拐がされていると数年前にききました(売買目的で)
    まだSNSが盛んでない時です。

    まさかの話であって欲しいです。


  • 諸刃の剣

    見ます。必ず。。。

  • mamemin

    私の手元にはバトンが2本回って来ました。
    『Sound of Freedom』と、
    『本を綴る』
    両方とも観ます!

  • おひなさま

    配慮、なされてるのでしょうが、正直観るのが怖いです。
    信じたくない、でも受け止めて伝えていかねばなりませんね。
    悪魔は確実に存在するのだから。