第215回 ASKA Terminal Melody〜ゲスト「古舘伊知郎」さん

2025.03.16

音楽

昨日から、息子夫婦が京都に来てまして、1泊して東京に戻って行った。

半月?いやもっとかな。

その前から京都に来ることが決まってた。


で、今回、先日実家に戻った時、父を京都に連れてきた。

すごいね、4世代がこの部屋に集合。

僕の孫からすれば、


「大爺(父)」「爺々(僕)」「お父さん(息子)」、そして「自分(ひ孫)」


の4世代(笑)

言葉も「2つ」を繋げるようになってた。

「あれ、取って」「これ、見て」

僕は、いろいろあったから、今回初めての父とひ孫の対面となった。

でも、不思議なもので、これを「血」というんだろうね。

家に来てから、すぐに「大爺」に懐いた。

今回、実家に帰り、急遽父を京都に連れてきた意味はこれだったのかもしれない。


で、「Terminal Melody」だ。

昨日から、今朝方にかけて歌詞を書いていたので、今日の古舘さんのゲスト回、先ほど、聴き終わりました。


さすが古舘さん、もちろん番組はあっという間の30分ではあるのだけれど、内容は1時間番組分くらいあった(笑)

古舘さんとのことは来週書くよ。


今日、選曲してくれたのは「黄昏を待たずに」だった。

この曲は、僕も思い出深い。

「ワーナーパイオニア」から「キャニオンレコード」に移籍する時、「紳士協定」というものが当時はあり、6ヶ月間は、一切表での活動を制限された。

これは、以前話したね。


テレビ、ラジオ、そして雑誌などなど許されなかった。

しかし、ライブを行うことだけは制限されてなかった。

ま、そうだよね。

ライブの告知などできないのだからライブへの制限などする必要がない。

ライブできなくて当然なのだから。


しかし、僕がよく使う「今、こんな時だからこそ」を行った。

それが、初めての武道館公演でした。

ほんと、無茶振りしたもんだよ。

当時はネットもないし、会報だけ。


「武道館をやることになりました。みなさんのお友達を連れてきてください」


そのライブを観に来てくれてた「キャニオンレコード」と契約交渉開始。

と、以前書いたのだけど、思い出してきた。


違う。

もう、この日の武道館公演で、僕はこう発表したんだった。


「みなさん、ご心配おかけしました。この度僕らと一緒に走ってくれるレコード会社が決まりました」


この言葉、数回使ったぞ・・・。

・・・。

え?なんで数回?


ああ、そうかぁ(ウィキありがとう)

この時の自粛中の公演は「日本武道館」「福岡サンパレス」「大阪城ホール」の3ヶ所で行ったんだった。


「ONE NIGHT MAGIC」だ。


これで、今日のブログが全部明確に繋がった。

なぜ、ここを語るのが重要かというと、今日の古舘さん選曲に繋がるのです。

「ONE NIGHT MAGIC」では、まだ完成されていなかった「モーニングムーン」と「黄昏を待たずに」を披露した。

そしてCHAGEの新曲「唇」も。

この曲、その後「唇」から「左目が感じてる」に歌詞が変わるわけだけど。


キャニオンは、移籍第一弾シングルを「モーニングムーン」に選んだ。

そして、レコーディングでは「黄昏を待たずに」も。

プロデューサー山里は、編曲に「佐藤準」さんを起用。

「モーニングムーン」の編曲、あれ準さんの編曲がヒットの大きな要因になったね

とにかく破壊力があった。


話はここから。

で、「黄昏を待たずに」も準さんだったのだけれど、準さんのアレンジは、バリバリのロック調。

どうやらプロデューサーが、そのような要求したとのこと。

その方向においては、要求どおりロック調で完成されていた。

でも、ライブでは、すでに僕のヘッドアレンジで披露済み。

お客さんは、その曲調で喜んでくれていた。

ここまでロック調に変化をしてしまうと、違う楽曲になってしまう。


すごく悩んだ。

何度も言うけどレコーディングにおいてプロデューサーは絶対だからね。

それでもレコーディングのやり直しを要求できたのは「モーニングムーン」がヒットしていたから。


「こいつが(僕)、ここまで言うんだから、別テイクをレコーディングさせてみるか」


と、なったんだろうね。

やり直しとなったレコーディングは、スタジオミュージシャンを起用せず、当時一緒にツアーを回ってた「The Alpha」で行った。

「ONE NIGHT MAGIC」で披露した僕のヘッドアレンジで。

ど素人編曲だよ。


イントロ、間奏など、楽曲中(歌なか)のコード進行と互換性無し。

ただ耳障りの良いメロディをイントロ、間奏に取ってつけただけのアレンジ。

ある程度、楽曲の作りが分かってくると、当時のプロデューサーが言った意味が理解できた。


でも、更にそこを過ぎた今、

「あれはあれであり」となっています。

だって「黄昏を待たずに」は、あのイントロのメロディがあってこそでしょう?


「音楽は自由」

最後は、ここなんだよね。

古舘さん、「夜ヒット」で「黄昏を待たずに」を歌った後、僕の耳元で囁いた言葉があった。

なので、今日、この曲を選ぶだろうなぁと思ってました✌️

そりゃそうだよね? 古舘さん😊

このくらいでやめておいた方が良さそうです✌️


ASKA (2025/3/16 21:25)


コメント
  • ★092★

    古舘さんありがとう!