ドキュメンタリーブック
2025.08.09
こんにちは、西澤です。
鳥取からスタートした『Who is ASKA!?』ツアー追加公演も、
あっという間に残り3本。
各地でのファンのみなさんの盛り上がりを見て、
あと100本くらいやってもいいんじゃないかと勝手に思ってます(笑)
さて、ツアーに密着した『ドキュメンタリーブック』が、
追加公演初日から発売中です。
ご購入いただいたみなさん、ありがとうございます。
今回は国内外合わせてとても長いツアーになったので、
様々なシーンを撮影することができました。
写真は全編僕が担当させていただきましたが、
これだけ多くの公演に密着したのはけっこうひさびさです。
普段あまり見られないようなシーンや、
素のASKAさんをたくさん収めることができたのではないかと思います。
各地ではいろいろな出来事がありました。
そのなかのひとつ、“倉敷公演”。
朝からASKAさんは高熱でフラフラの状態で会場入り。
楽屋に入った途端ソファに倒れ込み、
急遽お医者さんに点滴をしていただきました。
本番のステージに立てるのか、というくらいの状態でしたが、
「これもドキュメント」と思い、
僕はずっとシャッターを切っていました。(←もちろん心配もしていました)
気力でステージを終え、
楽屋に戻るとふたたび倒れ込むようにソファへ。
お医者さんに再度点滴をしていただき、
会場を後にしました。
長らくASKAさんに携わってきましたが、
点滴シーンは僕もはじめて見た光景でした。
他では、“アクリエひめじ”の写真は特にお気に入りです。
終演後に楽屋で身支度するASKAさんを撮っていたのですが、
ステージでの圧倒的なパフォーマンスをする姿とはまた違い、
普段の素のASKAさんらしい、いい笑顔を向けてくれました。
髪の毛ボサボサですが(笑)、そこがまたいい。
季節が流れて雪のシーンや、
海外では一緒に街を散策しながらロケ撮影もしました。
マレーシア、台湾の撮りおろしシリーズは、
自分で見返しても、かっけーと思います(笑)
この本に掲載しきれなかった写真はまだまだありますが、
そのなかでも厳選したドキュメンタリーを収めました。
1冊まるまる僕の写真で構成させてもらったのは、
2002年か2003年あたり(たしか🧐)に出した、
「西澤君の写真集」以来です。
ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
僕の写真集ではありません(笑)
僕が撮ったC&Aの写真を収めた写真集です。
あれから20年以上が経ちました。
懐かしいなあ。
時が経つのは早いものです。
これまで何十年と撮りためてきた写真を、
いつか1冊にまとめられたら面白いですね。
100万ページくらいいけるかもしれません(笑)
ええと、『ドキュメンタリーブック』に話を戻します。
文章は音楽ライターの長谷川誠さんが、
各地に密着して様々な角度からASKAさんを分析してくれています。
長谷川さんはまわりにとても気遣いをされる方で、
現場ではまずツアースタッフのみなさんの邪魔にならないよう、
いろいろな状況を見ながら取材をされていました。
そしていつの間にか現場に溶け込み、受け入れられ、
バンドメンバーやスタッフにも取材。
そんな人柄とASKAさんを分析する探究心が、
原稿からも伝わってきます。
デザインを担当していただいたのは、
会報も手掛けているデザイナーの小山さん。
160ページに及ぶ長編なので、
テンポよくページをめくれるように、
写真の並びや展開などをかなり考えて構成してくれました。
たくさんの写真と、
5万字にもおよぶ長編原稿で構成された『ドキュメンタリーブック』。
すでにご購入いただいた方々のコメントなどを見て、
関係各位とてもうれしく思っています。
もうひとつ個人的にうれしかったのは、
ツアースタッフのみなさんがすごく喜んでくれたこと。
本番中はステージ後方やバックヤードなどのポジションで
職務を全うしている方もいるため、
「この曲のときのASKAさん、こんな表情してるんだ」
「この角度からだと照明はこういうふうに見えるんだ」
など、
普段は見ることができないシーンが新鮮だったそうです。
自分たちが作り上げたステージが、
こういう形でファンのみなさんに見てもらえることを、
とても喜んでくれました。
ファンのみなさんにも、
ツアースタッフのみなさんにも喜んでいただけて、
本当にうれしいかぎりです。
追加公演会場の物販コーナー、
またはオフィシャルサイトのSHOPにてご購入いただけます。
https://store.plusmember.jp/shop/products/detail.php?product_id=85298
ぜひたくさんの方に手に取って見ていただけたらと思います。
それではまた。
西澤