今日、空港に早めに着いたと思ったら、飛行機が更に遅れててさ。

空港でWESTと「ヒレカツ定食」を食べ、飛行機に乗るところでWESTとハグレた。

こういう時、迷うよね。

WESTは、自分が先に行ってしまったと思ったら、どこかで僕を待ってるだろうし、僕が先に行ってたと思えば、僕を残して先に先に行くだろうし。

それ、お互い。

でも、もう時代は違う。

スマホで連絡取り合えるから。

き、切れてる・・・。

そう言えば、食事してる時「バッテリーが」とか何とか言ってたような。

で、先に、搭乗しようとしたわけです。

そしたらひとりの中年男性が、グランドホステスに怒りまくってる。

飛行機が遅れたことを怒ってたみたいで。

で、よく見ると、いつも良くしてくれるグランドホステスさん。

こういう時、迷うよね。

そこに割って入って、男性をなだめたとしても、相手が僕に対してどういう印象を持ってるか分からないから。

もう、みんなに見られてるのを分かって怒ってるし、引っ込みがつかなくなってしまってると思うんだよ。

グランドホステスさん、何度も何度も頭を下げ続けてる。

僕と目が合った。

アイコンタクト。

どうする？助けてほしい？

長めの瞬きをして、わずかに首を振ったようだったから、ああ、ここは自分で何とかするということだろうと。

でも、そのうち、その男性無茶苦茶なことを言い出した。

「オレはセスナの操縦もできる。オレに操縦させろ」

いやいや、セスナと旅客機は全然違うじゃん。

それに、あんたの操縦する飛行機に乗りたくないワ(笑)

そしたら、いつも優しいグランドホステスさんがキレた。

「わかりました！操縦してください！キャプテーン！この方が操縦するそうです！」

と、僕の元に走ってきた。

え？

えーー！？

で、

目が覚めた。

もう、新千歳空港上空だった。

いつも良くしてくれるグランドホステスって、誰だよ？

夢の中では、すごく知り合いだった。

ASKA(2025/13/ 21:59)