ゴリけん。
僕は、子供の頃から人見知りがないんですね。
これは、もうずっといろんな人たちに言われてきてるし、自覚もあるのでそうなのでしょう。

そんな僕でも、ここまでカットインした人物は珍しい。
それが「ゴリけん」でした。
友人の紹介。

「人」って、その人が顔に出るじゃん。
もちろん、その感じ方は人によって違うから千差万別。
でも「ゴリけん」とは、初対面で僕の警戒心ゼロ(笑)

カッコつけても

これだもん👍

ここいちばんで外すんだよ、ギャグを(笑)
「あ、すみません🙇」が、ゴリけんの売り。

番組内で喋っていたように、
ワタナベエンターテイメント所属のお笑いタレント。
福岡から東京に出てきて、ある日、福岡に行くよう命じられた。

「お笑いにも転勤があるんだなと、びっくりしました」と。

東京では、力を発揮できなかったんだね。
ところがですよ。
福岡で大ブレイク。
今、九州で「ゴリけん」のことを知らない人は珍しい。

僕の育った、そして今も剣道の指導員となってる「大野北剣道スポーツ少年団」の道場に、時々顔を出してくれる。

ゴリけんは、子供たちに大人気。
稽古が終わると写真攻めです(笑)
今ではすっかり全国区になった福岡のラーメン「うまかっちゃん」のCMに起用されてるから、「うまかっちゃん」＝「ゴリけん」。
そりゃ、子供たちみーんな知ってるよね。

僕は21歳の時、東京でひとり暮らしを始めた。
その時、親が送ってくれたのが「うまかっちゃん」
箱で１ケース(笑)

話を戻すと、
僕が剣道界に復帰したのは60歳。
高校で三段を取ったきりだった。
ゴリけんとの初対面の会話で、ゴリけんも三段だということを知った

四段受験を一度失敗してから、そのままだと言う。

その時のノリで、
「一緒に四段を取ろうか！」と。
そして、福岡で一緒に受験。
その日、二人とも合格。
それを機に、いっそう繋がりは強く、深くなったわけです。

初対面の時、ゴリけんの外すギャグが、とにかく爆裂に面白く、
案外、これ狙ってるのかな？とも思ったくらい。

「ゴリけん、必ず全国区になるよ」

と言ったのを覚えてます。

それ、元気づけようとか、そんなのではなく、ここいちばん大事な時に外す芸？マジ？で爆笑させてもらったから(笑)

未だに「狙い」なのかどうか分かりません。
お笑いの審判がいたら「合議！」が入ります。

それから、間もなくだね。
本当に人気が鰻上り。
『ゴリパラ見聞録』は、ゴリけんを中心にした３人部隊。
その3人が、視聴者の要望に応えて、いろんなところに行くという設定。
これが当たってさ。

東京公演「ゼップ東京」だったかな？
6日間公演（だったと思う）
一日２回公演のチケットが取れないんだから。
満席でした。

それを見逃さなかったのが「ワタナベエンターテイメント」
今度は再び上京を打診。
そりゃ、嬉しいよね。

でも、

「自分を育ててくれた福岡を離れるとなると、いろいろ複雑な思いがあります」

と、福岡に居残った。

まぁ、でもチャンスは逃してはいけない。
そのうち、上京もあるでしょう。
もう、福岡県民も上京には拍手で送り出してくれるよ。

大事なところで外すゴリけん。
四段の受験時の「日本剣道形」。
颯爽と抜刀したのは良いけれど、構えた時に木刀が逆さまだった(笑)
（刀でいうところの）刃が上を向いてた。
はい、減点。

でも、ゴリけんじゃん。
実技では、お相手を「無警戒」にさせる技で、立派に合格してたからね。
そこ（剣道形）は、許されてる「やり直し」で、無事通過。

そのウチ、京都にも来てくれるでしょう。
また、「ビビる大木」君と一緒に遊びに来てください。

ゴリけん、
２週に渡るゲスト出演、ありがとうございました。

ASKA(2025/11/23 14:01)