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初めて会ったとき。

こんにちは。
マネージャーのデビルです。

今日は、ASKAさんと最初に会ったときの話をさせていただきますね。

私が最初にASKAさんと出会うことになったのは、
元CHAGE and ASKAの事務所、ロックダム時代のことです。

たまたま、縁あって当時の事務所に入社することになったんですが、
個人的には、光GENJI世代ではあるものの(内海派でした)、
部活動にあけくれていたので、音楽よりも運動の人生を歩んでいました。

音楽とは程遠い人生ではありましたが、
せっかく声を掛けていただいたのであれば、それも縁と思い、
入社させていただいたんです。

初出勤、当日。

右も左も分からない若造の私が事務所に赴くと、
なんとそこには、ASKAさんの姿が。

「ASKAさんって、実在するんだ・・・」
と、心の中で思いながら、まずは挨拶。

デ「はじめまして。今日より入社させていただくことになりました、デビルです。
分からないことだらけですが、精一杯努めますので、よろしくお願いします。」

A「そうなんだ!よろしくね!分からないことがあれば、何でも聞いてね。」

「何でも聞いてね」って言われても、
「ビッグアーティストに聞けるわけないじゃん...」
と思ったのは覚えています。

そんな時、どこからともなく鼻歌が聞こえてきました。
「鼻歌なのに、なんだこの歌唱力(歌唱力ではないと思いますが)!凄いくないかい!?」と思ったのは、
人生において初めての出来事でした。
その鼻歌の主は、ASKAさんだったんです。

鼻歌なのに、上手いってどういう次元なんでしょう...。
私が本気で歌っても足元に及ばないくらいです。
まあ、比べるなよ、なんですけどね。

その時、はじめて、日本を代表するアーティストの実力を痛感しました。

そして、初めてライブを観た日のことです。

何のツアーだったか忘れてしまったのですが、
CHAGE and ASKAの東京公演の日。

すでにコンサートの幕は開いていたなかで、
初めて会場の扉を開けました。

会場内は、みっちりお客さんが押し詰めていて、
その先には、お2人の姿が。

その瞬間のイメージとしては、観音開きの扉を開けたとたん、
空気がバーっと自分に降りかかると同時に、
今まで体感したことのない音楽が降り注いできた感じです。

コンサートを観て鳥肌が立ったのは、初めての経験でした。

「日本にこんな凄いアーティストがいたんだ!?」
と思ったんですよね。

その時の印象は、今でも鮮明に覚えています。

その瞬間、
この才能に溢れるアーティストの音楽を、
1人でも多くの人に伝えられるお手伝いができれば、と思いました。

それが、ASKAさんに初めて会ったときのこと。
ASKAさんは、覚えていないと思いますけどね(笑)。


※これは初めて会った時の話で、
マネージャーになった経緯のお話しとは異なります。
あしからず。


デビル(2020.4.9)