所作
2025.05.11
日常
今日「Terminal Melody」は、岩崎良美ちゃんがゲストだった。
良美ちゃんの話は来週。
金曜、武徳殿に稽古に行ってきました。
武徳殿では基本、七段以上の先生が元太刀(もとたち・もとだち)に立ちます。
「元太刀」、うーんどう伝えようかな。
分かりやすく言えば「指導者」側でいいかな。
つまり六段では元太刀には立てないということです。
武徳殿の稽古は1時間くらいかな。
長くないです。
金曜日は先生が四人でしたので、その四人の先生に指導を賜る剣士が並ぶわけです。
1時間なので、毎回、稽古をつけてもらえるのは二人、多くて三人。
怒られたなぁ。
「所作ができてない」と。
前回も、そうだった。
なので、すごく注意をしていたのだけれど、やはり怒られた。
相手に対し「ゆっくり30度の礼」と言われているけど、先生に対しては「45度の礼」と言われてる。
これは感覚なので身体で覚えるしかない。
「『そんきょ』ができていない」
「竹刀を納める所作ができていない」
「『礼』ができていない」
前回、僕は稽古をつけてもらう側なので、先生よりも少しだけ、その所作を早くした。
やり直しをさせられたのだけれど、自分ではその意味をしっかり理解していなかった。
なので、今回は先生よりも少しだけ遅くした。
それでも怒られた。
稽古が終わると、稽古をつけて頂いた先生の元に駆け寄り、正座をして深く感謝のお辞儀をする。
その時に、稽古内容の指導が口頭で伝えられる。
「日本剣道形どおりに振る舞いなさい。君はちゃんと昇段してきたんだろう?」
僕の後ろには、剣士がずらりと並んでいたので所作についての質問もできず、
ただ「はい!」と答えた。
その後、
「はい、それではまたやりましょう」とニコリ。
所作か・・・。
なんだろう?
一夜悶々。
そして、昨日、稽古に行った時、その話を七段の先生にしたら、
「『呼吸を合わせろ』ということですよ」と。
呼吸か。
前回注意されたことを意識して、今回は逆のことをやってみた。
それがダメだったんだね。
少し早くても、少し遅くても所作が無礼になる。
「礼」をし、大きくすり足3歩、ゆっくり抜刀をしながら「そんきょ」
そしてゆっくり立ち上がって構える。
この呼吸だったんだな。
八段の先生に指導を願うにおいて、最後5歩下がって「礼」をするまで緊張と集中です。
別の先生には、
「打つタイミングも、剣道もよくできてる。あとは六段の振る舞い、稽古をしなさい」
と。
お亡くなりになった前理事長からも同じ言葉をいただいてた。
「五段になったら六段の稽古をしなさい」と。
「Go to Eleven」だね。
「あなたが10を望むならば11を目指しなさい」
人生「Go to Eleven」だ。
今日は、歌入れの予定だったのだけれど、歌詞が間に合わずです。
いち日、歌詞書きだ。
ASKA(2025/5/11 15:36)
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諸刃の剣
武徳殿。
1899年に建てられたんですね。
平安神宮のお隣なんですね。
ロームシアターも近い。
ASKAさんは本当に今、京都に生きてますね!
所作。
神経の行き届いた、心のこもった立ち振る舞い、息づかい。
京都の禅をお勉強する両足院でもお寺の床磨き体験を通してそのようなことを学びます。
雑巾を動かすその動きにも、目と手を使い丁寧に神経を使ってしなさい、と。
どんなことにも大切なことなんでしょうね。
相手に無礼かどうか以上に、自分の心内の所作を丁寧にすれば、おのずと美しく礼にあふれた所作になるのだろうと、理解しています。
が、なかなか日常の雑念に振り回されます(^_^;) -
あっち
なんだか上手く言えませんが、感動する内容でした、
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あっち
なんだか上手く言えませんが、感動する内容でした、
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ShanaFly
P.S.
武徳殿で稽古してみたいです!
海外の剣士も憧れの場所みたいですね。
うちの道場の台湾人の女性剣士の先生も、
初めて?武徳殿が一般にも開かれたときに
行ったそうです。
今から10年ぐらい前だったと言っていたような。
その台湾人剣士も、武徳殿の先生をご存知みたいです。
去年、ASKAさんが出場された大会で武徳殿に初めて行きました。
そんなに伝統な歴史ある場所とはあまり知らずに。
(^◇^;)
いつか、剣士として、武徳殿に帰ってくることも、私の目標です!
そのときは、さらに強い剣士になっていたいです。
「Go To Eleven」
「higher ground 」
です! -
ShanaFly
以前にも書きましたが、今月末に日本から八段剣士が来られます。世界剣道選手権で優勝経験のある剣士。私は稽古など一緒にはできないので見学に行く予定です。その剣士が来られるから、整列するときの並び順や、着装が正しいかをみんなにちゃんとするように指導されました。
剣道形とその基本技1〜9は少し似てますね。
剣道始めて、やっとASKAさんがどんなことをされてきたか理解できました。私なんてもちろんまだまだですが。
今、右手首を傷めていて、なるべく左手だけで素振りをしようとは思ってはいましたが、稽古では全力で両手で竹刀を振っちゃってました。(^◇^;)
でも、剣道やっているときは右手首は痛くありませんでした。ということは、ちゃんと左手を使えているってことなんでしょうかね。(^ ^)
普段の生活では右手首がかなり不便で痛いのですが。痛めてもう1か月経ちます。治るのにあと数か月かかりそうです。ASKAさんもお怪我にはお気をつけて。
うちの道場は、私より後に入った剣士でももう防具をつけて稽古してます。正直、焦ったりします。でも、ここは落ち着いて、確実に強くなっていこうと私の中で決めています。防具を購入しても、少しずつ着けていこうと思ってます。いきなり全部着けてやってる人たちいますが、私は少しずつ焦らずに慣れていこうと。
私の道場って、ウチから車で約1時間半のところにあります。そして稽古は1時間。限られた時間しか稽古できないので、全集中して稽古しなきゃですね。ASKAさんも遠く離れた場所で同じ稽古をされていると考えながら稽古をしてますが、それは私にとって大きな喜びです。(^ ^)
ASKAさん、お互いたくさん稽古して「Go To Eleven」ですね!
歌詞書きもはかどりますように。 -
スティーブン
ASKAさんは、音楽界では先生側なのに、剣道界では生徒なんですね。
応援しています。 -
ShanaFly
文字数オーバーになったので、分けます。
金曜日の稽古の様子を書いてくださり、ありがとうございます。(^ ^)
高段者でも、七段以上にならないと元太刀には慣れないんですね。あ、武徳殿の決まりってことですか。歴史ある道場は厳しいんですね。
所作ですか。呼吸を合わす。
やはり高段者になればなるほど、厳しく見られるんですね。剣道形、難しいんでしょうね。
私は昨日の土曜日、毎週土曜日が稽古日です。
まだ剣道始めて8か月。防具はまだ購入できてません。袴、剣道着は先生に譲っていただいたものを着ています。先日、つば止めを購入。日本のサイトで購入したので送料が物の倍します(>_<) ずっとつば止めがズレ落ちてきてたのでやっとストレスフリーです。
今、「木刀による基本技1〜9」をやってます。全部覚えたと思ってたら、元太刀のほうをちゃんと覚えてませんでした。(・・; 私なんて無級なので、間違えたりしたら先生に「あれ?次はなんでしたっけ(笑)」みたいにヘラヘラやることがありますが(笑)、高段者はそんなことしてたら叱られますね…(^◇^;) -
マサコリカ
ASKAさん
英語圏にはこの感覚ないのかもしれませんね。
「あなたが10を望むならば11を目指しなさい」
GuysのMVを見直すとやはり最後の方に出てくるお祖母ちゃん
英語で
” Aim for eleven, go to eleven”と言っていなくて。
おもしろいなぁと改めて思いました。
日本語字幕は↑の通りですけど。
剣道も所作が大事なんですね。
茶道もそうでしたけど・・日本文化は所作を重んじるから
難しいですね。
わたしの茶道はそこからはほど遠く
毎回の和菓子が楽しみでした🍡
🍀💖
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四つ葉のクロバー
ASKAさん
段を重ねるごとに〜
所作が重んじられるのですねッ…
深い世界です。
ASKAさんのお辞儀をされるお姿が〜凛々しいと思ってました。
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moko
こんばんわ🌙(*^^*)
剣道の所作は私がお稽古していた茶道の所作に似た所があるんですね!茶道では、立ち振る舞いと先生には、細かい所指先まで指導を受けました。着物を着て、美しい姿を立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花と教えられました。一畳の畳、敷居を踏まないで6歩で歩くとか座り方も〜男性は男性で男点前と言って女性のお点前とは、少し違うんです。茶室に入る時は武士も刀を外して茶室に入る決まりになっています。心の揺らぎを静かな心にしてお客様を向かい入れる。何となく似てますね。剣道と茶道って♡┈┈┈♡┈┈┈♡┈┈┈♡┈┈┈♡🐼🍀