ただ一撃にかける

2025.06.09

日常

6日、NHK総合放送で2003年にNHK BSで放送になった
「ただ一撃にかける」が、地上波初放送となった。

このブログでも、時々名前が出てくる「栄花直輝」(現)八段。

第12回剣道世界選手権で「大将」を務めた栄花直輝選手に焦点を当てた、ドキュメンタリー作品。

日本✖️韓国

と、いう世界選手権では、すっかりお馴染みの対戦。
日本は、過去19回の世界選手権で18回優勝してる。
そのうち1回の優勝は韓国。

「第13回世界選手権」の時だった。

その13回では、準決勝で日本がアメリカに敗れたため、「日本✖️韓国」の直接対決はなかった。

つまり、まだ日本は韓国に一度も敗れたことがありません。

それだけに、3年に1度行われる世界選手権での日本代表となる選手には、そうとうなプレッシャーがあるでしょうね。

代表選手となる剣士たちには、「過去、日本は韓国に一度も負けたことがない」というバトンが握らされるわけですから。

「ただ一撃にかける」

すごく良いタイトル。
今、見逃し配信がなされてるので、ぜひ観てください。
https://www.nhk.jp/p/tokikaketv/ts/WQGK99QWJZ/episode/te/DGZKY3VL85/

ゲストに「渡辺 正行」六段。
感動的なコメントを添えていらっしゃった。
渡辺さんが涙もろいのは、僕らは、よーく知っていますから(笑)


2003年当時放送になったモノは「YouTube」にアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=DbhQF5ohXL0



先日の大会。
準決勝で、体勢を立て直しながらも、ほぼというか、いや、同時に打ち込んだ「メン」には、3人の審判全員が青木七段のメンを1本とした。
もちろん、僕自身も先に打たれた自覚があります。

青木七段は試合後、
「(あの瞬間を)待ってました」
と、言ってたけど、実は、僕もそうで、その瞬間が「来た」と思った。
仕掛けたのは、僕の方が先だった。

あの間合いは、決して青木七段だけの間合いではなく、僕の間合いでもあった。
なぜ、先に打たれたのだろう?と、動画を何度も繰り返し再生した。
その瞬間には、答えがありました。
スナップでした。

青木七段のしっかりしたスナップによるメン。
僕には、そのスナップが欠けていた。

この違いだったか。
動画は、その瞬間を捉えていました。


スナップを効かした青木七段の竹刀が「弓」のようにしなってる。

僕も、前に踏み込んでいるものの、重心移動は、完全に青木七段。

しっかり手首を返してスナップを効かせてる。

この一瞬の違いは大きく、審判はそれを見逃さなかった。


身長差は、関係ないですね。

青木七段の「一撃勝ち」。


ここからはフランクに。

来年も、青木は出場するでしょう。

同じ相手に、2度負けちゃダメだ。

そこは、先輩としての意地です。


タイトルに戻って


「ただ一撃にかける」


この集中のなかで、「一撃」にかけたいですね。

次は、22日だ。

僕は、大将(兼)監督ですが、チームが勝つことを優先した采配をしたいと思ってます。


若い選手が揃ってるからね。


ASKA(2025/6/9 19:14)

コメント
  • ShanaFly

    一つ書き忘れたことが。

    次の剣道世界選手権は日本で開催されるんですね!!
    2027年らしいですね。
    前回は2024年だったみたいで。
    その頃はまだ剣道を始めていないときだったので、観ていませんでしたが。

    2027年に日本で開催されるなら、実際に会場で見てみたいです!
    2027年にまた日本に帰国できるようにします。(*^^*)
    そのときは、私もどこかの大会に出てみたいです!!!

    あと、剣道の物って、海外で買うとやはり少し割高なので、今度帰国する際は、剣道の物をいろいろ買って持って帰りたいです。(^_^)
    ネットで防具を(中古)ときどき探してますが、やっぱり日本のほうがたくさんありますし、安いです。
    海外への発送費を足しても、海外で防具を購入するより(中古)、お安く購入できることに気づきました。

    ASKAさんは海外でも稽古をされてましたが、海外にいる剣士は、そういうこともいろいろと大変なんです。
    私の道場には、日本人剣士より現地の剣士のほうが多いです。
    その剣士たちには、ぜひ、日本でも剣道をやってもらいたいなーと思いながら、現地剣士を見ています。
    日本の剣道、武道を、海外の人たちが一生懸命にしてくれてるだけで、すっごく嬉しい気持ちになりますね。
    そういうのを近くで見ていると、日本人の私は「負けてられない!」という気持ちになります。
    あとは、海外でも日本の武道をやれるというのは、ありがたいです。
    いつまでも、日本人であることに誇りが持てます。

    22日の大会、応援しています!!!

  • アルフォンス

    「ただ一撃にかける」
    あらためて視聴させていただきました。
    所々、懐かしい場面もありながら、やはり印象に残っていることは、剣道、武士道の中の「打って反省、打たれて感謝」という言葉です。ただ勝敗を意識するのではなく、礼儀があるからこその勝敗。剣道の奥深い一面だと感じています。
    番組内の、逃げない心、栄花さんの心意気、心に響きました。
    ASKAさん、22日チーム一丸となっての「一撃にかかる」応援していますね!

  • mami3695

    askaさん、こんばんは、
    話が違うけど、キミちゃん、6日、亡くなりました、97歳、残念ですね、
    お冥福をお祈りします。

  • himawari

    Xの「いま、やってる」のASKAさんのコメントを目にし、慌ててテレビを付けました。
    剣道の事は詳しくないのですが、何故か凄く胸を揺さぶられました。心が洗われるようでした。

    そういえば、息子は中学生の時、剣道初段をとったのでした。

    武道館で試合があったのですね。
    2月15日、2人で行ったコンサート会場で、この日は剣士で参加なさったのですね。
    二刀流、凄いです!

  • たーちゃん

    ASKAさん こんばんは。
    NHK の「ただ一撃にかける」 
    6日の放送は始まった後にASKAさんのポストで知りましたが、リアルでは観れず
    家のTVが全録なので、翌日観る事が出来ました。
    日本の優勝がかかった決勝での緊張感
    重圧の中、栄花さんが無事に勝利した後の涙には思わず貰い泣きしてしまいました🥹
    日本剣道の凄さが伝わる本当に素晴らしい内容だったと思います。感動しました✨

    ASKAさんも、先週の大会でのご自分の試合を研究、分析されてるんですね。
    その姿勢、向上心が強さに繋がるのだなと感じ入りました。
    22日は大将兼監督というお立場での出場✨
    頑張ってくださいね🙂

  • きの

    ASKAさん こんばんは🥹

    仕事の昼休憩のときに、キミちゃんが亡くなられたのを知りました…。
    作品を知って、すごいお年寄りがいるな‼️って思ってたら、まさかのASKAさんと繋がっていたということにまたびっくりして。
    キミちゃんを知って、何事も始めることに“遅い”は無いんだなと知りましたが、なかなかキミちゃんみたいに行動できない自分がいます。
    数日前、インスタで『来年の桜も見られたら…』って投稿を見ていて、大丈夫大丈夫って思ってたのに…。
    さみしいですね。。。

  • Gamo

    ASKAさん 西本喜美子さん 亡くなっちゃいましたよ ご冥福をお祈りいたします

  • 四つ葉のクロバー

    ASKAさんお疲れ様です
    ただ一撃にかける…
    ASKAさんも青木さんも同じ瞬間にかけたのですねッ…✨
    スナップとは〜。
    恐れ入りましたm(._.)m

    ASKAさん、すでに次の試合へお気持ちを〜✨
    勝つことを優先にする采配ですねッ✨😉
    応援してます✨

  • kaoru

    西本喜美子さん、旅立たれたのですね。
    さきほどネットニュースで知りました。
    ASKAさんに会うと乙女のような笑顔でハグされてたきみちゃん。
    さみしくなりますね。

  • ニャンママ

    こんばんはASKAさん
    22日にも試合があるんですね
    きみこさんもお空から応援してくださいます
    百人力ですね✊🏼